測定器・検査装置の受託開発
アニモテックでは、用途に合わせた測定器・検査装置を受託開発しています。
センサやマイクからの信号取得、アナログ回路、A/D変換、デジタル信号処理、検知・判定、測定データの記録、PC・タブレットアプリまで、必要な機能を組み合わせて開発します。
対応できること
- センサ・マイクなどからの信号取得
- 増幅、A/D変換、フィルタ、デジタル信号処理
- 校正、補正、物理量への換算
- 検知、しきい値判定、良否判定
- PC・タブレットアプリによる設定、表示、記録
- 測定対象、チャンネル数、通信方法に合わせたカスタム設計
開発事例① 超音波漏れ検査装置(リークテスター)
超音波を利用して、被検査製品の漏れの有無を判定する検査装置です。
マイクで受信した超音波を受信機内で増幅・信号処理し、検知アルゴリズムを備えたアプリケーションソフトウェアで検査結果を判定します。
送信機・受信機、超音波スピーカー・マイク、判定用アプリを組み合わせ、被検査製品の形状や検査方法に合わせて構成します。


図1 超音波漏れ検査装置の送信機・受信機
被検査製品に合わせた2つの検査方式
被検査製品の内部に超音波を加える方法と、内部を加圧して漏れによって生じる超音波を捉える方法があります。
被検査製品の形状、材質、検査条件に合わせて検査方式を検討します。

アクティブ超音波方式
被検査製品の内部に超音波を加え、漏れ穴から外部へ出る超音波をマイクで受信して、漏れの有無を判定します。
パッシブ超音波方式
被検査製品の内部を加圧し、漏れ箇所を気体が通過するときの乱流などによって発生する超音波を受信して、漏れの有無を判定します。
検査液を塗布する場合は、泡の振動や破裂に伴う音も利用できます。
装置開発で対応する範囲
- 超音波送信機・受信機の設計
- 超音波スピーカー・マイクを使った送受信
- 受信信号の増幅・信号処理
- 漏れの有無を判定する検知アルゴリズム
- PCアプリによる設定、判定、結果表示
- 検査対象、チャンネル数、使用方法に合わせた装置構成の検討
対象例
自動車部品、配管・ホース、タンクなど、気密性の確認が必要な部品や製品に利用できます。
検査対象の形状、内部へ音源を配置できるか、加圧できるかなどの条件を確認し、検査方式と装置構成を検討します。
開発事例② アプリ連携型の測定器・計測システム
測定器本体をタブレットやパソコンと接続し、アプリから測定条件の設定、測定の開始・停止、結果の表示・記録などを操作する測定器です。
本体に大きな操作パネルや画面を設けず、タブレットやパソコンを操作・表示端末として使用します。
操作・表示・記録機能をアプリ側に持たせることで、画面構成、操作手順、判定条件、記録形式など、ソフトウェアで対応できる範囲は、導入後の仕様変更や機能追加にも比較的対応しやすくなります。
接続方式は案件ごとに異なり、Bluetoothでタブレットから操作する構成、Wi-Fiや有線LANでパソコンと接続する構成、USBで測定器とパソコンを接続する構成などの開発例があります。
有線LANを使用した事例には、PoEによってLANケーブル1本で給電と通信を行う構成もあります。
圧力、温度、ひずみなど、用途に応じたセンサ信号を扱う測定器の開発例があります。
※複数の開発事例をまとめた概念図です。接続方式、表示・記録機能、サーバー連携の有無は案件ごとに異なります。
開発例
- タブレットやパソコンのアプリから、測定条件を設定し、測定の開始・停止や結果表示を操作
- グラフ表示、しきい値判定、CSV・SDカードへの記録に対応した開発例
- 測定器本体の回路・ファームウェアと制御アプリを一貫して開発
事例②では、測定器本体のアナログ回路、デジタル信号処理、ファームウェアと、タブレットまたはパソコン用の制御アプリの両方を当社で開発しています。
その他の測定器・検査装置の開発実績
- インピーダンス測定装置
- ACライン電力測定装置
- 高速パターンジェネレータ
測定器・検査装置のカスタム開発
既製品では対応しにくい測定条件や検査条件、多チャンネル化、専用の補正・判定方法、PC・タブレットアプリとの連携など、用途に合わせた測定器・検査装置を開発します。
測定方法や装置構成が固まっていない段階からご相談いただけます。
お問い合わせ
測定器・検査装置の受託・カスタム開発について、お問い合わせフォームよりご相談ください。
測定対象、必要な測定範囲や精度、判定内容、測定時間、チャンネル数、設置環境などを確認しながら構成を検討します。